北野天神縁起絵巻物・2本/伝藤原信実/絵巻としてはまれな幅広の画面でリアルな線描の上に濃彩淡彩をまぜて華麗/明治35年縮写/北野神社所蔵

商品説明
北野天神縁起絵巻物・2本/伝藤原信実/絵巻としてはまれな幅広の画面でリアルな線描の上に濃彩淡彩をまぜて華麗/明治35年縮写/北野神社所蔵

年度等詳細不明 複製 明治35年縮写 巻物2本 それぞれ長さ約17m 特に解説はありません。

菅原道真の生涯，死後に天満大自在天と化しての怨霊譚，また鎮魂のため京都北野に天神社が創建される由来，その信者に対する霊験譚の4点を骨子とする天神縁起を絵巻化したもの。天神縁起の本文自体は建久5 (1194) 年以前に最初の形態が存在していたが，絵を加えて絵巻としたのは 13世紀に入ってからで，中世に天神信仰の隆盛に伴い数多く制作された。最古の作例は承久本 (別称「根本縁起」，国宝，北野神社)

ふじわら‐の‐のぶざね〔ふぢはら‐〕【藤原信実】
［1176～1265ころ］鎌倉前・中期の宮廷画家・歌人。隆信の子。法名、寂西。似絵(にせえ)の技法を発展させ、「後鳥羽上皇像」「随身庭騎絵巻(ずいしんていきえまき)」「三十六歌仙絵巻」などの作者と伝えられる。また「今物語」の著者とされる。

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